夢が覚めて僕が空に還る時も ずっと変わらずに僕は君の中に生きてる


5/30
カップラーメンのために
いつものようにセットしたiPodのタイマーの
時間表示を何の気ナシに眺めていたら
「1秒の経つ時間がちょっと速いぞ…?!」
iPodの故障を疑った僕は
ケータイの待ち受け画面の時計も見てみたが
同じ速さで1秒が過ぎている…
1秒はもう少しゆっくり経っていた記憶があるんだが
1秒の体感速度
延いては人生の体感速度が加速している…?!
これも年を取るということなのかもしれないね


[ある日の夢]



「突起が複数出ているフキダシを
一人で使っている」という画のまんがを見ていた
そういうフキダシは
「複数の人が異口同音に」
という時に使うモノじゃあないか


[また別のある日の夢]


「現代文は風の音」という言葉が夢に出てきて
何か意味ありげな言葉だと思った僕は
その言葉を書きとめておくべく
夢からの覚醒を試み、
起きた時そばにあった文庫本のオビに
その言葉を書きとめる事に成功した
現代文のリズムを風の音に例えた言葉だろうか
風の音って何だろうと考えた時に
木々が風に揺れざわめく音を想像したけど
それは風に揺れる木々が発している音であり
「風そのものの音」じゃないんじゃないか
風の強い日に「ヒュウウウ」等と発する音も
風が外にある何かに…建物やら何やらに
ぶつかってそういう音が出ていて
それが耳に入ってきているだけなのではなかろうか…
まず「風の音が何なのか」について
答えを出さなければならなくなった