母音矢の如し
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僕はこのタイトルから
おちゃらけたコミカルなぬるいエッセイを
勝手に想像して手に取ったんですが
内容はかなりガチだったんですよ
自然と共に生きる人間は
今日食べるモノもありつけるかどうかというアレで
傲慢になる程余裕はないとか
(イコールお金さえ払えば食べ物に困らないような
社会に生きる人間は傲慢になっても仕方ない)
他人の体の一部を使って生きるという点で
カニバリズムと臓器移植の何が違うのかとか
医療技術の進歩により延命治療が可能になり
「自然な死」もできなくなった事は幸福かどうかとか
表紙におっぱいって書いてある本を見て
神妙な顔になってる僕は
他の人から見たら
おっぱいの本で神妙になってるように見えるのだろうかとか