キセキ

労働需要と労働供給…
「こういう仕事の働き手が欲しい」という雇う側の需要と
「こういう仕事で働きたい」という雇われる側の供給の内容が
全ての労働力人口において完全に一致するという可能性はほぼゼロだと思います。


それでも世の中は、それなりにうまいこと回っています。
いや、うまいこと回っていない箇所もたくさんあるでしょうけど。


少なくとも
水道の蛇口をひねれば水が出てきますし
電気は使い放題ですし(電気代払えば)
コンビニに行けばいつでもお弁当が買えますし
ハンバーガー屋に行けばすぐにハンバーガーが食べられますし
駅に行けば電車に乗れますし
パソコン立ち上げてブラウザ起動すればネットできますし


最低限の生活ができるために十分な…
いや、最低限と言うには補って余りある程の
豊かな生活を送ることができてるんじゃないかなと。


全世界の労働者が一斉に労働を放棄したら
上記の「当たり前なこと(だと思われていること)」
が全て無いものになります。


世の中がそれなりにでも
(この程度でも「それなり」とか言うのも随分アレですけど…)
うまいこと回っていることは
それ自体が奇跡とも呼べることじゃないかなと
思う次第であります。