コラム:「わたしとぷよ通」


・「ぷよぷよ通」との出会いは
22年前、僕が小学生の頃で
イトーヨーカドー
屋上遊園地へと通じる出口の付近にあった
簡易的ビデオゲームコーナーが最初で
新しいゲームシステム、キャラクター、音楽が
当時の自分にはあまりに衝撃的だった
(既にスーパーファミコンソフト
「すーぱーぷよぷよ」で
ぷよぷよ1」にあたる作品には触れてはいた)


小学生の経済力では
何プレーもコインをつぎ込むことも
春日部まで電車で通い詰めることもできなかったが
メガドライブなるゲームハードで
最初に家庭用ソフトが発売されると聞き
ぷよ通のためだけにメガドライブを親に買ってもらう
(誕生日プレゼントの前倒しにしてもらったんだっけ…)
(厳密には「メガドライブ2」
新品で1万円ぐらいで
当時据え置き器にしてはお手ごろ価格か?)


メガドライブには
コントローラーが1つしか付いておらず
(もう1つは別売り)
一人用モードのCPU対戦しか遊べない状態だったが
それを自宅で遊べるというだけで
買ってもらう価値があったのだと思う


メガドライブ版を買わずとも、
それのためだけにメガドライブを買ってもらわずとも
いずれスーパーファミコン版が発売される事を
予見できたかできなかったのか、
実際翌年にスーパーファミコン版も発売され
それも結局買うことになるのだが…
友達とぷよ通で遊べるようになったのは良かったが
ほぼアーケードそのままの移植だった
メガドライブ版に比べ
スーパーファミコン版は画素数だかの関係で
プレー画面のレイアウトも違うモノ、
音源の都合か大人の事情か
BGMも大幅なアレンジをしたモノだったし
やはり自分の中で「ぷよ通」は
アーケード及びメガドライブ版が
あらゆる点で原点にして頂点だった


・オプションのサウンドテスト
BGMやSE、ボイスを鳴らせるのだが
それをカセットテープに録音し
(テープレコーダーを
テレビのスピーカーのトコに置いて…
というアナログな方法だった)
録ったものをヘビロテしてたっけ…
テープは紛失してしまったけど
どのBGMがどういう順で流れて
どういう切り方をしてたとか
今でも脳内で思い出せるなあ


・ちょいちょい手持ちのゲームを売り払って
資金の足しにしない事には
新しいゲームを買えないような経済状況の当時
メガドライブもぷよ通も
その対象とならざるを得ず
結局ハードごと手放すことになった


「そのゲームのためだけにハードを」
という機会は後にも先にも…
あ いやニンテンドーDSiは確か
うごくメモ帳に興味ひかれて買った気がするぞう