進化論


人間を含む全ての生物は
進化の過程において
生態系の中で少しでも生き残る可能性が高い選択肢を選び
進化していくものだと思うんですが
蚊という生き物が進化するにあたって
なぜ「羽音が出ないような羽」を持つように進化しないかが疑問なのです。


我々人間が蚊の存在に気づく起因のほとんどが
羽音を聞くことによる…聴覚によるものだと思うのです。
視覚によるものよりも大きいと思う。
聴覚によって存在を気づかれなければ
生き残る可能性はぐっと上がるに違いないのに。
飛行の際に羽音のしない羽虫などたくさんいるのに、
何故羽音がしないような方向に進化しないんでしょうか。
いや、実際に蚊が羽音がしないように進化されても
困るんですけどね…


聴覚によって気づかれたとしても
手によって叩き殺されないだけの
危機回避能力の高さがそれを補って余りあるからでしょうか。


それとも蚊取り線香やノーマット、あるいはキンチョール
などの殺虫剤に耐性を持つような方向へ進化するのに精一杯
なんでしょうか。


羽音が出ていても存在に気づかれたり殺されたりしないような
人間以外の哺乳類が吸血対象として沢山存在するからでしょうか。