最近読んだマンガ

not simple (IKKIコミックス)

not simple / オノナツメ

雑貨屋でたまたま見かけて表紙に一目ぼれ。
ジャケ買いと相成りました。
何というかこーゆー、少ない線で表現された絵が好きなのです。
スッキリシンプルで無駄がなくて、
でも描写に必要最低限な線はあって
表情とか微妙なトコも少ない線で見事に表現してあって。
このアッサリ感がですね。
ディテールまで細かく書き込まれた絵よりも
こういう絵が好きです。非常に見やすい。

中身はというと
予想外にけっこー重い内容でした。しかし
プロローグとエピローグの演出の妙、
伏線のあまりにあっさりした張り方、
そしてあまりにあっさりした回収等
かなりストーリー性の濃いものになっています。
そのあたりを楽しむために何度も読み返したくなります。

LA QUINTA CAMERA―5番目の部屋 (IKKI COMIX)

LA QUINTA CAMERA　〜５番目の部屋〜 / オノナツメ

上で紹介したマンガと一緒に置いてあって
一緒に買ってみたモノ。
上で紹介したマンガは重い話でしたが
こちらはまるで正反対のお話です。
アパートの住人と空き部屋にかわるがわる下宿する留学生の
まったりほのぼの日常コメディでしょうか。
「読んだ後になにか心に残るものがあるマンガ」
に出会えたのはわりと久しいかなと思います。
人間ってこんなあったかいモノでしたか。
こんな生活にあこがれます。