降りた事のない駅で降りて
一駅も二駅も何駅も歩いて沿線風景や駅周辺の風景などを楽しむのが
最近の休日の過ごし方になっております
こないだは秩父鉄道に乗ったり沿線を歩いたりしてました
秩父鉄道についてはさかのぼる事10年前、
ブログに書いた記事※に友人がこんな↓コメント書いてくれて
>埼玉県内だと、秩父鉄道がなかなか見モノ。
>構内踏切も第4種踏切(遮断機ない踏切)もたくさん。
>本数も大川支線よりは多いし。
※10年前の記事
秩父鉄道かあー 遠いし電車代もかかりそ~ なんて
行きたいけど二の足を踏み続けてもう10年が経過してしまいましたが
もう最近は未踏の駅にあちこち行ってて
電車代に往復で一日1000円そこら使ってしまうのにもあまり躊躇がなくなったので
往復2000円くらい使って秩父鉄道行ってみるか~となるのでした
(これなんか「いったん停止」がもーほとんど見えないじゃないですか
注意喚起できてねえ~)
素晴らしき第四種踏切(遮断機無し、列車接近時にカンカンカンという音も鳴らない)
の数々であります
僕電車そのものにはあんまり興味ないんですけど
無人駅とかこういうのは何か好きなのです
色々第四種踏切を見る内に
「今まで生きてきて一番楽しいかもしれない…」と
内なる自分の中、じんわり湧き出る感情を私は確かに覚えた
ああ、僕の人生における幸せというものはきっとこういう
衝撃的でも刺激的でも劇的でも華やかでもなくて
スルメを噛むほどじわじわ味が出るような感じで良いんだ…
(「灰色だった風景・世界がカラフルに彩られるように見えるハッピー」も
それはそれで良いけれど)
なんて事を考えてしまいました
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駅の券売機・改札のトコに
「3月12日より交通系ICカード対応します」なんて書いてあって
全くそのタイミングを狙ったわけではないのですが
図らずも
「秩父鉄道の駅のほぼ全て、有人駅としての営業※が最後の日」
(※切符を改札(自動改札なし)の駅員さんに渡すようになってる)
の来訪となったのでした
切符を買うのもスゲー久々だったけど
降りる駅で切符を駅員さんに渡す、なんてのもう昭和以来だと思う
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